健康管理もITへ移行

一般

毎日、体重や体脂肪率を測っていますか?

測定したデータの管理はどうしていますか?

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アプリケーションでデータ管理

毎日、体重や体脂肪率を測っているという人でも、3か月前と比べて数値がどう変化したかなどは把握しにくいものですが、自分で紙にグラフを描くのは面倒という人も多いはずです。

パソコンやスマートフォンを使ったサービスでは、データの保存やグラフ作成などが容易にできるアプリケーションを購入すれば、自分で毎回、数値を入力する必要もく、とても便利です。

数年前にいくつかのアプリケーションが登場し、利用者は100万人以上とみられます。

体重に体温、血圧、歩数など、個人で管理するヘルスケア関連の情報は様々で、昨今はその活用にIT技術が役立っています。

インターネット調査会社マイボイスコムが2017年9月、男女約1万人を対象に実施した健康家電に関する調査では、健康状態の測定結果を管理・チェックする方法として、「スマートフォンやタブレット端末、パソコンのアプリケーション、Webサービス」を挙げる回答が多かったようです。

その割合は、同社による3年前に調査した時からおよそ倍になり、スマートフォンなどによる健康管理が世の中に浸透しつつあることが示されていました。

健康管理アプリケーシの利用割合は約2割

今回の調査対象は、10代以上の男女1万709人。

男性が53%で、10~40代が全体の46%を占めていました。

調査結果によると、健康状態の測定結果を管理・チェックしている人は約3割で、その方法は「手帳やノート」などで管理するとの回答が、13.3%、「スマートフォン、タブレット端末、パソコンのアプリケーション、Webサービス」で管理するとの回答が、8.0%、「パソコン」で管理するとの回答が、5.7%となっていました。

3年前の調査では、
「スマートフォン、タブレット端末、パソコンのアプリケーション、Webサービス」で管理するとの回答が4.5%であり、この3年間で、スマートフォンなどを使った健康管理が広がっている傾向がうかがえます。

また、スマートフォンやタブレット端末向けの健康管理アプリケーションを利用している人は、全体の2割弱で、その半数が「歩数計・活動量計」、「体重管理・記録」などの機能を持つアプリケーションを導入していました。

今現在は、既に健康管理に関するアプリケーシは様々な種類がありますが、そのなかでも、代表的なサービスには、タニタヘルスリンクが運営する「からだカルテ」と、ドコモ・ヘルスケアの「WM(わたしムーヴ)」があります。

タニタヘルスリンクのからだカルテは、パソコンを使ったサービスが基本となっています。
体組成計や歩数計の計測データは、「リレーキー」(4500円前後)という小さな専用機器を使い赤外線通信で取り込み、それをパソコンのUSB端子に差して取り込む事でデータ管理をしています。

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一方、ドコモ・ヘルスケアのWMはスマートフォンを使っています。

「おサイフケータイ」の機能が使えるスマートフォンなら、対応する体組成計や血圧計などに触れるだけで、データを取り込めるようになっています。

対応機器はオムロンヘルスケア製で、主に無料アプリケーションをスマートフォンにインストールしてサービスを利用する事ができます。

血圧や体重をグラフ表示できる「からだグラフ」や、体のリズムに合わせて痩せ方を助言してくれる、女性向けの「ゆるぴかダイエットアプリ」など、用途別にアプリケーシが用意されていて、スマートフォンにタッチするだけで見ることができる様になっています。

20代女性は体重・体脂肪計、50代以上は血圧計をよく利用しています。

健康管理に用いる家電製品の所有状況に関しては、6~7割の人が「体重計・体脂肪計」「電子体温計」を、4割強の人が「血圧計」を持っています。

また、これらを直近1年間で利用した人の割合は「体重計・体脂肪計」が7割弱、「電子体温計」が5割弱、「血圧計」が3割強でした。

性別・年齢別に見ると、「体重計・体脂肪計」は20代女性、「電子体温計」は20~30代女性、「血圧計」は男女ともに50代以上の割合で高かった様です。

まとめ

直近1年間に健康管理用家電を「スマホと連携して利用している」と回答した人の割合は、6.9%で、性別や年齢によりそのツールの種類は異なるものの、全体的にヘルスチェックのIT化は今後も進みそうです。

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