ご自分の骨密度を測定したことがありますか?
ヤフーニュース Health Care通信
去年、我が子のクラスメイトが「骨折」しました。
今の小学生の骨は、どのようになっているのでしょうか?
今回は、「骨密度」についてお話したいと思います。
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最近の健康診断にも「骨密度の検査」が入ってきました
検査自体は痛くもなく、手首や足首で簡単に測ることが出来ます。
公民館や市民センターのイベントなどでは、無料で検査をしてくれますので、定期的に有効に活用していただけたらと思います。
【中高年の方は要注意】
今始めないと後悔する早めに対策したい「骨密度の低下」
雪印メグミルク株式会社
骨の健康には「カルシウム」だけで本当に大丈夫?
年を重ねてくると、多くの人が直面する「骨密度の低下」。
急にどこかが痛くなるわけではありませんが、怖いのはその自覚がほとんどないという事実なんです。
健康リスクであるということ。
埼玉骨疾患研究センター所長の板橋明先生も、こうおっしゃっています。
“ 知らないうちに、背中や腰が曲がる、身長が縮むなど、骨密度の低下は非常に深刻な症状を招きます。転んだだけで骨折したり、背中や腰が曲がり、ひどくなると歩けなくなることも。
早めの対策を取っていただくことが、非常に重要です。 ”
そこで、「骨の健康のためにカルシウムを摂取しておこう」そう思った方は、それだけでは十分でないかもしれません。
なぜ骨密度は低下するの? 男女の違いとは?
その原因の一つは、ズバリ「加齢」。
骨は新陳代謝を繰り返しており、約2年6か月で全身の骨が入れ替わります。
古い骨は「破骨細胞」によってカルシウムが溶かされ体内へ吸収され、「骨芽細胞」がカルシウムを定着させることで健康な骨が維持・形成されていきます。
しかし骨量は男女とも20〜30代にピークを迎え、その後減少していきます。
骨のメカニズム
<女性の場合>
女性は、閉経をきっかけに50歳前後から女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。
それにより、骨芽細胞の働きは弱まり、一方で破骨細胞は過剰に働いてしまうので、新陳代謝のバランスが崩れてしまいます。
男性に比べて骨量が急激に低下してしまうのは、そのためです。
骨の健康に悩む女性は、980万人と言われています。
<男性の場合>
かといって、男性も安心してはいられません。
男性は元々骨量が多く、検査で指摘されにくいのですが、気付いたときには深刻な健康リスクを生じていたというケースもあるからです。
実際に国内でも、骨の健康に悩む男性は約300万人に及ぶと言われています。
つまり、男女合わせて1,280万人、人口のおよそ10%もの人々に相当します。
何も対策をしなければ、骨密度は下がり続ける一方です。
また、低下した骨密度を健康な状態に戻すのはとても大変ですから、下がらないように、早めの対策をとることが大事です。
皆さんは、骨を丈夫にする=カルシウム摂取 と思っていませんか?
確かに、カルシウムは骨を構成する材料の1つであります。
でも、マグネシウムを加えることによって、格段に吸収力がアップします。
ここには、黄金比率があって
カルシウム : マグネシウム = 2:1 となっています。
これから、サプリメントなどで骨の健康を維持しようと思っていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください。
成分表のカルシウムとマグネシウムの数値を確認すれば、簡単にわかりますよ。
まとめ
私も最近知りましたが、骨にも黄金比率というものがあります。
顔の黄金比率は以前テレビで放送されてて、やっぱり見た目はいいなと思いました。
でも、健康業界にも黄金比率があったとは驚きです。
それ以来、パッケージの見た目の印象よりも、成分表という中味に注目するようになりました。
ぜひ皆さんも成分表に注目し、本物の眼を養ってください。
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