サプリメントという固定概念のせいか、“タブレット”か“粉末”でしか摂ったことがない人は多いようです。

水がない時には困りますよね。
最近では液体タイプなどにも加工されているため、“料理に混ぜる”“疲れた時の一服”などのように、毎日飲んでも飽きずらい工夫も出来るようになりました。

身近で、手軽な存在になったといえるでしょう。

元々自然由来の植物ですから、栄養補助食品というよりは“健康に良い食べ物”という風にもっと広く捉えて頂ける、懐の深さが高麗人参の本当の魅力なのです。

その魅力も重なって、今、中高年、特に40代の主婦層には、欠かせない健康食品となっています。

高麗人参とは

高麗人参
(学名：Panax ginseng C.A Meyer　英名：Chinese Ginseng, Korean Ginseng)
別名： 朝鮮人参，オタネニンジン
原産地：中国北東部から朝鮮半島
ウコギ科のオタネニンジンの根を乾燥させたもの(ハーブ)。

中国： 古くから不老長寿の漢方薬として利用。
日本：「日本薬局方」に記載。
ドイツ：政府の委員会委が、疲労回復，衰弱，病後の回復に使用を承認。

※　ただし、副作用や禁忌があるので使用時には正しい知識が必要ですが、高麗人参の有効成のサポニンは、今のところ危険性は認められていないとのことです。

服用を控えるべき人
・風邪などで熱がある人
・化膿症の人

また、服用後は激しい運動は控えましょう。

高麗人参(朝鮮人参)の効果と効能

滋養強壮
疲労回復
スタミナ補給
病中病後の体力回復
血行促進(冷え性改善)
虚弱体質の改善
新陳代謝改善
生活習慣病の予防・改善
血糖値を下げる作用による糖尿病改善
認知症や記憶力の予防・改善
抗ストレス
抗ガン
更年期障害の改善
性機能(勃起障害:ED)の回復
不妊　　　　　　　　　　　　　　など

高麗人参の意外な摂り方

・お酒に入れて飲む

「粉末の高麗人参をお酒に入れて飲んでいいの？」という意見もありそうですが、
薬としてではなくではなく、食品としてですので特に問題はありません。
韓国では高麗人参酒が広く飲まれています。
毎日の晩酌と同時に、少しずつ健康になっていく…。そんな良いとこ取りの健康習慣を試してみてはいかがでしょうか？

授乳中のママも飲みたい

授乳中のママというのは、とにかく睡眠が不規則になって疲れが溜まりますよね。
しかも、授乳によって栄養を赤ちゃんに持っていかれるので、母体の方は栄養が不足気味の方がほとんどです。
高麗人参は、豊富な栄養素が含まれています。
また、サポニンの効果により、疲労回復や冷えの改善、精神的疲労、血流が促進されることで自律神経の調整も促されます。
授乳中の女性にとっては、是非にも飲みたいサプリと言えますね。
ただし、過剰摂取は健康食品であっても禁物です。

乳幼児の影響

乳幼児に高麗人参を摂取させてはいけないのはなぜかというと、安全だということを確証できるデータがないからです。
副作用があったというデータもないわけですが、万が一のことを考えて一応、「避けること」と言われているだけなのです。
可能性としては、乳幼児はただでさえ血のめぐりが活発ですから、高麗人参によって循環器に負担をかけてしまうことが考えられます。
といいますか、ほとんどの乳幼児にとってはそもそも高麗人参を飲む必要がないですよね。
高麗人参試合には赤ちゃんに与える悪影響はありませんが、薬用酒(アルコール)
やサプリメント(添加物)には注意が必要です。

まとめ

高麗人参には、秘めた力がありましたね。
学名(Panax ginseng)の中に、万能薬(panax)という意味が含まれていることも納得がいきました。
40代に限らず、少量ずつ日頃から摂取していけば、体質改善の可能性もあると思います。

私、声を大にして言いたいことがあります。
各会社のサプリメントの宣伝や含有量に注意してください。
もし不安ならば、Ōリングを試してください。
きっと貴方に合うサプリメントが見つかります。
ちなみに、全然効果が無いサプリメントを半年飲んで、ショックを受けた私でした。