石川県で、とっても個性的なお祭りが開催されるそうですが、お囃子の替え歌が見どころのお祭りのようです。
その楽しそうなお祭りの名前は、ほうらい祭りといいます。
一体どの様なお祭りなのか、詳しくご紹介していきますね(^^)
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ほうらい祭り2018とは?
概要
白山市鶴来地区にある金劔神社(きんけんじんじゃ)の秋季例大祭にともなって催される行列神事で、約800年前にその原形となるものが始まったと言われる。1970年から、地元の商工会などの発案により、観光振興のため「ほうらい祭り」と
通称するようになった。
ほうらい祭りは白山市(旧鶴来町)金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭で、白山市指定無形民俗文化財に指定されています。
御神輿と棒振りと呼ばれる獅子舞、造り物と呼ばれる山車が2日間町内を練り歩きます。
造り物と呼ばれる山車の高さは約5メートル程あり、多くは武者をかたどっていて、1か月~2か月をかけて造りあげるものだそうで、細部に五穀野菜等をあしらい、その年の豊作を感謝し、来る年の無事を祈る意味がこめられているそうです。
ほうらい祭り2018の日程は?
毎年10月2日以降の第1土日曜日、日曜日に開催されるということです。
今年の正確な情報ままだ発表されていませんが、例年通りでしたら、10月6日(土曜日)と、10月7日(日曜日)の開催となると思います。
正確な情報が発表され次第追記させていただきます。
ほうらい祭り2018の場所は?
開催場所は旧鶴来市街地で、住所は白山市日詰町巳118です。
ほうらい祭り2018のみどころは?
造り物(つくりもん)
全長5メートルにもなる巨大な張り子の人形を乗せた山車は、毎年お祭りの見物客の楽しみになっています。
毎年青年団が1か月~2か月かけて手作りしていて、武者や歌舞伎役者、織田信長、弁慶、
などの歴史上の人物や、花魁などの伝統的なものから、最近では、漫画のワンピースの白ひげや、ディズニーのキャラクター等の造り物も登場するようです。
過去の造り物は、パーク獅子吼内の造り物の館に展示されていて、無料で観覧できるそうですよ。
獅子方
獅子方はこのお祭りの大見どころの一つです。
先導する神輿の次に行列を行き、巨大な胴体(かや)を持つ獅子と、袴役(はかまやく)・囃子方・獏面(ばくめん)・小中学生・アカバ衆から構成されています。
各家の軒先や見物要所にて、小中学生やアカバ衆が「棒振り(ぼうふり)」と呼ばれる演舞を披露し、主に渡御行列の二番目と最後尾に位置して、露払いの役目を担っているそうです。
特にアカバ衆の「棒振り」は舞というよりも、むしろ殺陣に近いそうで、大変人気の高い出し物のひとつです。
祭り唄
それから、忘れてはいけない見どころが、お祭りには欠かせないお囃子です!
ほうらい祭りのお囃子は2種類あり、一つは正調歌で、五穀豊穣や家の繁栄を願い、神社や地域をたたえる内容の歌詞で、地域やお祭りが違えば、いくつものお囃子があると思います。
もう一つのお囃子は、正調歌の替え歌で、テレビなどに紹介される際、歌の歌詞の部分が差し替えられたり、歌声の部分が無音声になったりするそうです。
なぜかと言うと、替え歌の歌詞の内容が、性行為や世の風俗を皮肉った内容がほとんどなんだそうです。
テレビが無音声にするくらいの放送禁止用語が並ぶ歌詞だということが想像されますが、実際にほうらい祭りに参加してみないと体験出来ない見どころですね!
渡御行列
ほうらい祭りの渡御行列は、1日目を「前厄」、2日目を「後厄」を迎えた人たちが、白い衣装を着て神輿を担いで神社を出発した後、各区内のお祓い所で神事が行われるそうです。
そして、1日目の夜は、町の中心部の「御仮屋」と呼ばれる場所で過ごし、2日目の、後厄が担ぐ神輿は「男段」と呼ばれる石段を降りて北地区のお祓い所を回り、神社に帰る時には「女段」と呼ばれる石段を登って行くそうですが、神輿を担いでこの石段を登り降りする姿が、祭り最大の見どころになっているそうです。
ほうらい祭り2018アクセス方法
お祭りの会場となる旧鶴来市街地周辺には、電車での来場がおすすめですよ!
電車の場合は、北陸鉄道石川線・鶴来駅より徒歩10分です。
車で行く場合は、北陸自動車白山ICから国道157号線を南に約30分です。
まとめ
見どころ満載の「ほうらい祭り」は、実際に祭りに参加しないと楽しめない見どころがたくさんありますね!
特に替え歌は、実際参加しないと聞くことはできないですよ(^^)
獅子方の棒振りも激しい動きで見ごたえがあります。
造り物も毎年違う物が登場する様なので、ぜひ身近で見て楽しんできてください。
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