福島県の須賀川市で、日本三大火祭のひとつ、須賀川松明あかしというお祭りが開催されます。
どんなお祭りなのか、詳しくご紹介していきます。
Contents
須賀川松明あかし2018ってどんなお祭り?
松明あかしの始まりは?
松明あかしの歴史は古く、420年も前から行われているそうです。
1589年に伊達政宗の率いる軍勢が岩瀬郡周辺を制圧し、須賀川城の城主に降伏するように迫ったそうですが、この行為に怒った城の家臣や領民達が手に松明を持って、10月10日に「十日山」に集まり、決起し、城を命を掛けて守ることを城主に願い出たことが始まりと言われているそうで、伊達藩から須賀川城を守ろうと犠牲になった家臣や領民の魂を弔う為にはじまったお祭りだそうです。
松明あかしの特徴は?
松明あかしは、日本三大火祭りとして、「鞍馬の火祭」、「那智の火祭り」
とともに有名で、伊達政宗の軍勢が須賀川城を攻め落とした時の様子を表現し、巨大な
長さ10m、重さ3tもの松明30本が町中を練り歩き、午後18時30分から会場となっている翠ヶ丘公園内の五老山でその巨大な松明に火が付けられ、その光景はとても神秘的で、圧倒される程の迫力があるそうです。
須賀川松明あかし2018日程と場所
毎年11月の第2土曜に行われます。
今年は11月10日(土)に開催されます。
場所は須賀川市翠ヶ丘公園(五老山)を中心に開催されます。
会場案内図PDFはこちらからご覧ください。
須賀川松明あかし2018見どころのご紹介!
巨大松明はどれぐらいの大きさ?
「松明あかし」のみどころといえば巨大松明!
どれぐらいの大きさなんでしょう?
松明は大松明、本松明、姫松明の3種類で、約30本もの巨大な松明が作成されます。
2トントラック1.5台分の量にもなる材料を使って作られるそうで、この松明の作成には5日間もかかるそうです。
一番大きい大松明は高さ10m、重さ3トンにもなるそうです。
約30本もの巨大松明は、1本1時間近くかけて人力や担ぎ棒を使って五老山に運ばれます。
運ばれる姿も圧巻でしょうね!
松明の点火は?
松明に点火する火は、二階堂神社で奉受された御神火です。
松明の着火部分には灯油に浸した布などが詰められているそうです。
各松明の代表の1名が、1本の命綱と松明を縛っている縄のみを使って、松明のてっぺんまで登って行って御神火を点火します。
燃え盛る松明の中、まるで火の中に飛び込んでいくかの如く見えるそうです。
そして松明点火に合わせて松明太鼓が鳴り響き、雰囲気を一層盛り上げます。
全ての松明に火が点火されると、辺りは真っ暗にも関わらず、炎の明るい光に照らされます。
松明に点火する役割はとても名誉なことですが、松明を登るのはかなり危険なので、途中で落ちてしまう人もいるそうです。
須賀川松明あかし2018駐車場
町中パーキングマップのPDFも見られます。
駐車台数 | 住所 | 五老山までの所要時間 | |
須賀川市役所 武道館 | 50台 | 福島県須賀川市上北町1-5 | 徒歩約15分程 |
JA夢みなみ本店 | 100台 | 福島県須賀川市大町85 | 徒歩約20分程 |
須賀川市文化センター | 100台 | 福島県須賀川市牛袋町11 | シャトルバスで約15分 |
阿武隈小学校 | 545台 | 福島県須賀川市古舘70 | 徒歩約20分 |
アクセス方法
JR須賀川駅から徒歩 15分
東北自動車道 須賀川 I.C から車で 5分
交通規制
お祭り当日は、会場周辺に交通規制が敷かれるので、
規制されている時間帯の車での移動は避けなければなりません。
松明通り 13:00~17:00
馬町通り 14:00~17:00
五老山(翠ヶ丘公園)周辺道路 14:30~22:00
まとめ
須賀川松明あかしは大変迫力のある、見どころ満載のイベントですので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
イベントに参加される際は、最近の気候も考慮して、防寒対策を忘れないようにして下さい。
火がともされるイベントになりますが、夜にもなれば冷え込んで来る時期になります。
風邪などひかれないようにお楽しみ下さい。
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