宮城県の島田市で、大変縁起の良い祭事が行われるそうです!
一体どの様なイベントなのか、詳しくご紹介していきます。
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島田飴まつりとは?
島田市大和町吉岡地区の古刹、吉岡八幡神社の冬の例祭「島田飴まつり」は、師走の12月14日に催される400年以上の歴史がある良縁祈願のお祭りです。
このお祭りでのみ手に入れられる島田飴は、花嫁の島田髪に似せた飴細工で、縁結びの縁起物であるとされています。
現在は地元ボランティアの方々が、祭りの直前に作成しているそうです。
作成された飴は、全て吉岡八幡神社で縁結びの祈祷を受け「島田飴まつり」で限定販売されるそうですが、飴は一つ1000円で、販売数はその年によって異なりますが約800~1,000個限定なので、整理券が30分で無くなってしまうほどの人気ぶりで、これを手に入れると翌年に良縁に恵まれるといわれています。
島田飴まつり2018!並ぶの?
最近では大変人気が高く、島田飴を買い求める人の行列が年々長くなっています。
行列は境内を超えて、かなり長くなるようで、前日の夜11時から並んで手に入れる人もいるそうです。
毎年販売の2時間前からは長い行列ができ、販売開始からすぐに売り切れてしまうこともあるそうなので、島田飴を買いに行かれるかたは、早めに行くことをおすすめします。
■日程
12月14日(水)
■販売時間
10:00~島田飴引換札配布開始
11:00~花嫁道仲行列(吉岡商店街から吉岡八幡神社)
■場所
吉岡八幡神社
駐車場
まほろばホールに無料駐車場が約200台ほど準備されていそうですが、大勢の人で直ぐに満車になってしまうと思われますので、交通機関のご利用をおすすめします。
【まほろばホール】
黒川郡大和町吉岡南2丁目4-14
大和町まほろばホール駐車場から、会場を結ぶ無料送迎バスが
6:30より15:00まで運行しているそうです。
アクセス方法
お車のお客様は、東北自動車道大和ICから吉岡方面へ約10分
仙台地下鉄・泉中央駅より車(タクシー)で約30分
島田飴まつり2018みどころは?
島田飴の奉納の為、花嫁を初めとした和装の人々が、吉岡八幡神社周辺を練り歩く
「花嫁道仲行列」が同時開催されます。
近年では、和装の花嫁衣裳を纏って外を練り歩く光景などは大変珍しいのではないでしょうか。
大勢の人で賑わうことは間違いないですね(^^)
島田飴の由来
元和年間の12月14日に吉岡八幡神社の神主が村を通りかかったところ、高島田に髷を結った花嫁が現れ恋煩いをしたそうです。
そこで、心配した村人が高島田の髷の形の飴を持って神主を慰問しました。
すると、神主は島田飴をとても気に入り、薬の様に服用したところ、回復したそうです。
神主は村の人々に感謝し、12月14日に縁結びの祭事を催すこととなりました。
現在では伝統行事の他、町おこしイベントとしての側面もあるようです。
そして、「千代の縁を八幡様に結ぶあかねの島田飴」江戸時代から、祭りの夜に「島田飴」という花嫁の文金高島田をかたどった飴が売られ、その飴を買って帰ると良縁が授かるという言い伝えられています。
まとめ
町興し的な要素を含むようになってきているとはいえ、大変歴史のある伝統的なお祭りです。
恋愛に関する縁結びだけでなく、多方面での良縁祈願に訪れる人も多く、島田飴を求めて祭事に参加される方が増えているそうなので、末永く伝統が守られていくことを切に願います。
是非一度、島田飴まつりに参加され、島田飴をお買い求めになってはいかがでしょうか。
きっと良き良縁に恵まれることでしょう。
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